土木学会「平成29年度全国大会 第72回年次学術講演会」(平成29年9月)において発表した調査研究成果は下記です。
(一財)港湾空港総合技術センター 島田 伊浩
(一財)港湾空港総合技術センター 見波 登
(一財)港湾空港総合技術センター 丸山 裕之
港湾工事は、大半が海上及び海中での工事であるため、他の土木工事とは、異なる特徴を有している。海上作業では、起重機船、杭打船及び浚渫船等の作業船を使用すること、海中作業では潜水作業を伴う工事が多いこと、一般の陸上工事に比較して気象・海象条件の影響を強く受けるなど、特殊な要件を有することから、調査、施工計画、施工管理、安全管理等において、十分な経験と専門知識のもとに工事を進める必要がある。土木事業を実施するうえで、コストマネジメントは重要な要素の一つであるが、こうした陸上工事にはない特殊な要素が、港湾工事の積算を難しくしている要素となっている。ここでは、港湾工事の特徴等を示し積算に関する考察を述べた。
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