海上・空港工事施工管理技術者/空港土木施設点検評価技士
海上・空港工事施工管理技術者
国土交通省北海道開発局・東北地方整備局・関東地方整備局・北陸地方整備局・中部地方整備局・近畿地方整備局・中国地方整備局・四国地方整備局・九州地方整備局・地方航空局及び内閣府沖縄総合事務局では、総合評価入札方式での加点項目として当該資格の活用を行っております。加点の点数や加点条件等は該当する整備局等のホームページで確認してください。
「海上工事施工管理技術者」資格認定制度
海上工事は、波浪や潮流の影響を受け、水面下での施工といった厳しい環境のもとで実施され、一般の土木施工技術だけではなく、海上工事の特性や技術にも習熟した技術者の確保、育成が必要です。
「海上工事施工管理技術者」は、海上工事を正確、安全に施工するため、海上工事の特性を理解し、総合的な技術検討等ができる高度な技術力と経験を有し、工事の施工全般に関して指導的な役割を果たすことができる技術者です。
この制度により、海上工事の品質確保や、海上工事に習熟した技術者を確保・育成するとともに、海上工事の施工技術の維持・向上、技術の伝承が図られることを期待しています。
「空港工事施工管理技術者」資格認定制度
空港工事は、空港内またはその隣接地において、航空機運航の安全確保が最優先とされ、制限区域、制限表面など空港特有の制約条件のもとで行われます。このため、これを担当する技術者には、一般の施工技術に加え、空港工事特有の技術と専門知識が求められます。
「空港工事施工管理技術者」は、空港に関する特性を理解し、総合的な技術検討等ができる高度な技術力と経験を有し、工事の施工全般に関して指導的な役割を果たすことができる技術者です。
この制度により、空港工事の品質確保および安全な施工技術の向上に貢献するとともに、空港工事の施工に優れた技術者の確保と育成及び技術と知識の伝承が図られることを期待しています。
空港土木施設点検評価技士
「空港土木施設点検評価技士」資格認定制度
滑走路や誘導路、エプロン等の空港土木施設については、高度経済成長期以降に整備された施設であり、今後の経年劣化が懸念されています。空港土木施設の適切な維持管理を行うためには、施設に関する法令や基準等を熟知するとともに、点検・診断、修繕等に関する高度な知識、技術を有する技術者を育成し、将来にわたり確保することが求められております。
空港では、空港及び航空機運航の安全性を確保するため、特有の施設が設置されるとともに、制限区域、制限表面、航空管制等の種々の運用ルールが設定されています。空港土木施設の点検・評価等の実施にあたっては、航空機の特性の把握はもとより、このような運用ルール等の空港に特有の専門的知識についても理解することが必要です。
本資格認定制度は、空港土木施設の点検・評価に優れた技術者を審査の上、空港土木施設点検評価技士として資格認定するものであり、空港土木施設の適切な維持管理に貢献するとともに、空港土木施設の点検・評価に係わる人材の育成と確保及び技術の伝承に寄与することを目的とするものです。
なお、本資格は、2016年の2月に国土交通省の「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格」の空港施設の点検・診断分野で登録されました。(登録番号:品確技資第99号)
◇◇◇お問い合わせ◇◇◇
一般財団法人 港湾空港総合技術センター 審査・認定部
TEL:03-3503-2939/FAX:03-3503-1022
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