有識者による「公共調達のあり方を考える講演会」を実施しているほか、建設産業の将来的な方向性を探るための「SCOPE講演会」や「研究開発助成成果報告会」などを、技術者の育成、技術を伝承するために開催しています。
公共調達の環境は、平成17年4月からの「公共工事の品質確保の促進のための法律」の施行により大きく変化することとなりました。
SCOPEでは、こうした大きな変化への適切な対応を支援するため、さまざまな調査研究を行うほか、平成18年度より、「公共調達を考える講演会」を毎年複数回実施してきています。
当講演会は、公共調達が、工学、法学、経済学など、多様な側面を持つことから、こうした各分野の学識経験者にご講演をいただき、公共調達関係者の課題解決、SCOPEでの調査研究に役立てることを目的としています。
講演会の成果は、講演集として別途印刷・配布しているほか、講演会には産官学からの幅広い参加を得ており、変革期における貴重な情報交流の場となっています。
わが国では、これまでにないさまざまな社会情勢の変化が生じていますが、こうした変化に適切に対応し、新たな未来を切り開くために、皆様方に興味あるテーマを選定して有識者による講演会を開催しています。公共調達のあり方を考える講演会のように特定のテーマに絞った専門的なものではなく、幅広い皆様方の参加を期待するものです。
SCOPEでは、空港土木に関する新しい技術の周知を図ること等を目的とし、また、空港土木技術者の技術力向上の一助とするため、2010年度より空港土木技術講演会を実施しています。