すぐ分かるSCOPE

私たちSCOPEは、港湾、海岸、空港、及び海洋施設の建設・維持管理の支援を行い、社会に貢献することを目指す技術者集団です。

Mission SCOPEの使命と役割

SCOPEは、平成6年(1994年)の設立以来、港湾・空港整備の推進と我が国経済の発展に寄与することを目的として調達及び施工に関する事業に取り組んできました。設立25周年を迎えた令和元年(2019年)には「SCOPEビジョン2030」を策定し、新たな課題である洋上風力発電などの海洋施設に関する事業にも積極的に取り組んでいます。

Operations SCOPEの事業と機能

事業領域は、3つの機能とそれに連動した技術の普及や人材育成を通じて発注者(国土交通省や地方公共団体など)と受注者(建設会社など)の間をつなぎ、 港湾や空港の建設工事の品質向上とコスト低減に貢献します。

シンクタンク機能

海外の公共調達制度や文献などを調査すると共に、技術手法などの研究も推進。さまざまな領域で独自の知見を蓄積し、希少性の高い多彩な情報を提供しています。

活動例
施工方法に関する調査・研究
i-Construction・BIM/CIMに関する調査・研究
洋上風力発電施設に関する取り組み
希少性の高い多彩な情報を提供

ICTソリューション機能

港湾・空港における情報処理システムを開発・適用。ICTを活用した総合的なライフサイクルコストマネジメントを可能にして事業の効率化や透明化、コスト縮減を推進しています。

活動例
入札・契約システムの開発
情報共有システムの開発
ICTの全面的な活用
事業の効率化や透明化、コスト縮減を推進

フィールドソリューション機能

シンクタンク機能の調査・研究成果やICTソリューションを活用し、全国の整備事業の現場を支援し、整備事業の現場の課題を総合的に解決しています。

活動例
施工計画・積算における技術支援
工事品質に関する技術支援
災害時の復旧・復興における技術支援
整備事業の現場の課題を総合的に解決

技術の普及/業界人材の育成

最新技術に関する情報や調査・研究の成果をさまざまなメディア・講習会・研修会などを通して提供し、信頼性の高い社会インフラづくりに貢献しています。

活動例
建設資材の品質審査・証明事業
技術者資格認定制度
各種講習会開催(港湾工事積算基準・港湾施設維持管理実務など)
信頼性の高い社会インフラづくりに貢献

Strengths SCOPEの強み

01
高品質な事業を展開

スペシャリストが揃うSCOPEはお客様と強い信頼関係を築いており、社会的に重要性の高い事業に数多く携わっています。

支援した事業
  • 東京国際空港

    4本目の滑走路建設事業

  • 東京ゲートブリッジ

    東京港臨港道路II期事業

02
公正・公平な立場から事業に貢献

発注者(国土交通省や地方公共団体など)と受注者(建設会社など)の間に入り、公正な視点から港湾整備や空港整備を支援しています。

支援した事業
  • 川崎港臨港道路

    東扇島〜水江町地区臨港道路整備事業の品質監視補助業務を実施

  • 横浜港国際海上
    コンテナターミナル

    再編・整備事業〔本牧・新本牧ふ頭地区〕の施工状況確認補助業務を実施

03
豊富な実績を活かした技術力

高い技術力が求められる事業にも、SCOPEは数多く携わっています。そして、多様な実績を積むことでSCOPEの技術力はますます高まっています。

支援した事業
  • 横浜港/名古屋港/大阪港/神戸港
    コンテナターミナル

    高い技術力が求められる事業にも、SCOPEは数多く携わっています。そして、多様な実績を積むことでSCOPEの技術力はますます高まっています。

  • 東日本大震災の
    復旧・復興事業

    港湾空港の早期の復旧・復興に向け、 SCOPEの技術力を活かした支援を実施

Keywords SCOPEを知るためのキーワード

ICT カーボンニュートラル グローバルな視点 資格取得 人材育成 災害対策支援 研究開発助成 シンクタンク機能

ICT

SCOPEでは、最新のICTを活用し、港湾・空港におけるCALSシステムの開発・適用を進めています。
発注者と受注者との間で、さまざまな情報の共有・連携を図り、整備事業の計画から入札・契約、施工、維持管理にいたるまで、ICTを活用した総合的なライフサイクルコストマネジメントにより、事業の効率化、透明化とコスト縮減を推進しています。

カーボンニュートラル

出典:国土交通省資料より

SCOPEでは、カーボンニュートラルの実現に向けて、港湾・空港工事の二酸化炭素排出量削減に関する調査支援を実施しています。また、洋上風力発電施設や基地港の整備のための支援を行っています。

グローバルな視点

国際コンテナ港湾や国際空港を利用した物流など貿易立国とも言える日本では、世界から選ばれる港湾・空港の整備が欠かせません。そのために、世界のさまざまな技術や施設などの情報にアンテナを高くしたグローバルな視点を大切にしています。

資格取得

SCOPEでは、業務上有用な資格及び業務上取得・更新を推奨する資格を「業務資格」として指定しており、職員が「業務資格」を取得しやすい職場環境づくりに務めるとともに、取得・更新に要した受験料、登録料、更新料、講習会受講料などを補助します。

技術の普及
業界人材の育成

SCOPEは、「技術の普及」と「人材育成」を重要なテーマとして事業を展開しています。
最新技術に関する情報や調査・研究の成果をさまざまなメディア・各種講習会開催(港湾工事積算基準・港湾施設維持管理実務など)・研修会・技術者資格認定制度などを通して提供し、信頼性の高い社会インフラづくりに貢献しています。

災害対策支援

SCOPEは全国各地の港湾・空港などの整備に係る技術支援のみならず、地震・台風・豪雨などによる大規模自然災害が発生した際に、復旧・復興に向けた支援を行ってきました。また、港湾工事での事故を教訓とした現場での安全の確保に対しても取り組んでいます。

研究開発助成

SCOPEでは、港湾及び空港分野における技術研究開発とその普及を目的として、平成13年度に「研究開発助成制度」を創設しました。本制度では、港湾・海岸・空港の建設や維持管理事業に関する技術やシステムの研究を対象とし、以下の研究機関やグループに助成を行っています。
○大学、高等専門学校、およびそれらに付属する機関の研究者・研究グループ
○法人格を有する民間企業の研究者・研究グループ(原則として法人に限る)
この制度を通じて、技術の向上と普及を支援しています。
また、令和2年度より教育・研究環境を改善するための助成制度を新設し、国公立・私立の大学、高等専門学校及びこれらに付属する機関において、港湾、海岸、空港及び海洋分野の研究、技術者育成・教育に利用される実験設備等の改修などを支援しています。

シンクタンク機能

SCOPEでは、海外の公共調達制度や文献などを調査すると共に、技術手法などの研究も推進しています。さまざまな領域で独自の知見を蓄積し、施工方法や洋上風力発電施設、i-Construction、BIM/CIMに関する調査・研究など希少性の高い多彩な情報を提供しています。

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SCOPEの業務と職員の声