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横浜港長期ビジョン〜市民が誇れる港ヨコハマ

 ご愛読の皆様、お忙しい日々をお過ごしのことと思います。
 さて、横浜市はさる6月4日市長の定例記者会見で「横浜港は、国際物流・生活活動・市民のレクリエーションの場といった様々な役割を果たしていますが、この役割を将来的にどのように発展させていくか、という視点から、概ね20〜30年先の横浜港の将来像を展望した(横浜港長期ビジョン)を策定した旨」公表されました。少ない紙面ですがその基本理念と基本目標をご披露いたします。

●長期ビジョンの基本理念(3本柱)
1. 市民が主役のみなとづくり
 
市民がつくる港…ヨコハマに暮らす市民、企業、NPOなどの自らの手によるみなとづくりを進めます。
2. 世界と交わるみなとづくり
 
国際競争を生き抜くみなと…横浜港は、グローバルな港湾間競争を勝ち抜き、世界とつながるためのみなとづくりを進めます。
地球環境にやさしいみなと…港湾のゼロ・エミッション化を図り、環境負荷の小さい循環型社会に対応したみなとづくりを進めます。
3. 歴史と対話し、未来につながるみなとづくり
 
歴史を大切にするみなと…横浜港は、150年に及ぶ歴史の中で蓄積された有形・無形の資産を継承し、活用するみなとづくりを進めます。
歴史をつくっていくみなと…子供たち、孫たちの世代からも評価されうる未来につながるみなとづくりを進めます。

●基本目標(市民が誇れる港・ヨコハマ)

 強い港・ヨコハマ …国際物流や国際競争力の「強さ」
 美しい港・ヨコハマ … 港の景観や豊かな緑・水辺環境の「美しさ」
 やさしい港・ヨコハマ …人や生態系、地球環境への「やさしさ」

※なお、このような基本理念と基本目標をふまえ、平成17年に策定を予定している次期港湾計画に内容を反映するほか、国際貿易港としての機能強化から市民に親しめる港づくりまで、幅広い分野でのこれからの横浜港の整備・運営と利活用のための指針として位置づけ、施策を展開し、世界に誇れる横浜港の実現をめざしていくそうです。


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