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| 「三島川之江港多目的国際ターミナル整備事業」起工式 平成15年5月11日、四国地方整備局と愛媛県の主催による「三島川之江港多目的国際タ−ミナル整備事業」の起工式が行われました。 起工式は、国土交通省、愛媛県、伊予三島市、川之江市の関係者が出席し、南部四国地方整備局長、愛媛県知事の式辞、地元国会議員、伊予三島市長、川之江市長の祝辞に続いて、作業船から礎石の投入及び、くす玉開披を行い無事起工式を終了しました。 主な施設は、最大5万トン級の船が接岸できる水深（−14m）の岸壁と、背後のふ頭用地及び、静穏度確保のための防波堤を整備します。岸壁は、平成18年度概成を目途に進められます。 三島川之江港は、四国四県を結ぶ高速道路網「エックスハイウエイ」の結節点に位置し、利便性が高いことから、貨物量が急増し係留施設の不足により、大型船の沖待ち・滞船が慢性化しています。また、コンテナ貨物の増加に伴いコンテナヤ−ドの不足が生じています。 供用が開始されると物流のスピ−ドアップ並びにコストの大幅縮減が実現し、四国全体の経済の活性化にも大きく貢献するものと期待されています。
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