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循環型社会形成と地域産業の支援に向けた技術開発(ホタテ貝殻を活用したコンクリートの実証試験開始)

 青森県内で盛んに生産されているホタテの貝殻をコンクリート用細骨材として再利用し、循環型社会形成に貢献するための実証試験が八戸港湾・空港整備事務所の協力により開始されました。
 技術開発は今後、東北地方整備局を含め独立行政法人港湾空港技術研究所、早稲田大学、日本国土開発(株)の4者で進められますが、シェルコンクリートの基本的な特性は配合検討や強度試験により既に確認されています。
 八戸港での実証試験では、砂をオントラック型ツイスターで粉砕したシェルサンドに25%・50%置き換え、実規模の根固めブロックを製作してその施工性や暴露試験等による耐久性性能の確認を行うこととしています。
 18年度は、無筋コンクリートとしての適用性の確認を行い、引き続きシェルコンクリートの製造、施工に関するマニュアルを作成すると共に目標とする鉄筋コンクリートへの適用性について確認することとしています。
 ホタテ貝殻を細骨材として用いたシェルコンクリートが実用化された場合、天然砂の枯渇対策はもちろんのこと、廃棄物処分費用の低減や野積み場の環境対策、魚礁等では魚の飼料培養効果といった通常骨材にない利点が期待でき、地域産業の支援にも大いに貢献する技術開発になります。



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