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本研究では、計測した距離情報やロボット自身の運動情報などをもとに、あらかじめ与えられた水中構造物の配置マップの中で、ロボットがどこに位置するかを自分で推定するシステム『センサーフュージョンシステム』を開発し、このシステムを採用した自律型海中ロボットによる実海域実験を行った。この実験により、自律型ロボットは、潜航開始から浮上まで、外部からの指示を受けず、完全自動観測によるケーソン壁面と捨て石マウンド頂部の詳細な画像情報を取得することに成功した。
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建設現場のそれぞれの工夫で環境マネジメントが実施されているが、環境パフォーマンスを組織共通のツールとして観測、計測、評価、記録、そして見直すという状態からは遠いことが再確認された。廃棄物リサイクルやゼロエミッション等の目標達成は的確に管理されているが、資材や資源などのグリーン調達の面では、これまで以上に協力会社との連携により改善の方向が取り得ること、広く特色ある取り組みを記帳、報告する内部管理が重要であること、取引先連携ではシステム管理より実態的な負荷削減への実行性に力点を置くのが妥当であることなどが、明らかにされた。
本研究は、弾性波法を効果的に複合させたコンクリート構造物の定量的劣化診断システムを構築するものである。 このシステムは、「ひび割れ」、「剥離」および「内部欠陥」を対象とし、試験法として「超音波法」、「衝撃弾性波法」および「打音法」を適用した6つの評価法ユニットと、これらを統合して評価結果を可視化し劣化グレードを表示する画像処理システムとから成り、実証実験の結果を踏まえて全体システムを構築した。 この診断システムを使えば、従来の一般的な調査方法と比較して、ひび割れや内部欠陥の位置や規模など構造物の劣化に関する情報の客観性および定量性が格段に向上することとなり、構造物の維持管理の合理化を図るうえで極めて有効なツールとなり得る。
本研究では、社会資本のアセットマネジメントの主要構成要素であるミクロマネジメントシステムのうち、 (1)コンクリートの劣化進行 予測モデルの現状 (2)補修工法(表面保護工)実施後の 予測モデル をとりまとめ、課題を抽出した。その結果、劣化予測モデルでは、部材の劣化度に着目した評価はされているものの、構造系の劣化に留意した評価はまだ不十分であることが明らかとなった。また表面保護工の予測モデルに関してはその耐久性の把握が重要であり、実験室データと実構造物との比較により、精度向上を図るとともに、繰返し補修後の効果の把握が必要であることがわかった。
衛星画像を利用して港湾広域の水質モニタリングの高頻度化を目指す本研究では、Landsat(高精度、低頻度)の画像から伊勢湾・宇和島湾の水質(水温、クロロフィル‐a、濁度、塩分濃度、透明度、溶存酸素濃度)の分布状況を精度よく把握するモデルの構築ができた。また、撮影時期の異なる同一区域の衛星画像から差画像を生成し、水質の時間的変化をモニタリングするのに有効であることを示した。さらに、Landsatの画像とNOAA(低精度、高頻度)の画像を組み合わせ、高分解能NOAA画像を生成し、高分解能NOAA画像を利用した水質変化のモニタリングの可能性を示すことができた。
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