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長崎女神大橋の完成間近 〜閉合式典挙行される〜
工事中の女神大橋と通過するサファイヤプリンセス 平成17年4月13日の長崎女神大橋の主桁最終ブロックの架設が完了により、4月17日「閉合式典」が執り行われました。

 1571年、3隻のポルトガル船が寄港した時より、華やかな長崎港の歴史が始まりました。日本が海外への門戸を閉ざした後もなお、我が国唯一の窓口として開放されたのは、天然の良港をもつ長崎にほかなりませんでした。ヨーロッパから流入する新しい思想、技術、進んだ科学知識を確実に受け止め日本中に広めていったのです。
 その長崎の港は、両側に港湾施設が分散しており、埠頭や工業団地間の連絡、港湾と背後地域との円滑な交通を確保するうえで大きな障害となっています。さらに、長崎市中心地区およびその周辺では地形的要因と整備の遅れもあり都心部一点集中型の交通体系を形成し、慢性的な交通混雑をきたしています。
 女神大橋は、これらを解消しかつての賑わいと新しい長崎を創造するため、臨港道路として平成3年港湾計画で長崎東岸と西岸を橋梁で結ぶことが計画されました。
 女神大橋の事業は、臨港道路と都市計画道路として位置づけられ、橋長880m、中央径間480mの3経間連続鋼斜張橋で、取付部を含む主橋梁部分約1.3kmの施工については、国土交通省の所管事業として、下部工は国土交通省、上部工は長崎県が実施しています。
 下部工のうち2基の主塔は海中部に建設され、その基礎形式は長大橋の基礎として用いられる中から、自然条件および施工条件を考慮してニューマチックケーソン基礎が採用されています。
 平成7年11月の運輸省(現:国土交通省)の下部工着工から約10年の歳月を経てこの日を迎え、今後は、架設クレーの撤去や舗装工事、また、ライトアップ設備の設置などを進め、平成18年春の完成予定であり、完成すると斜張橋形式において、現在施工中の橋梁を含めて世界で16位、日本でも6位の規模の長大橋となり、海面からの高さは65mでクイーンエリザベス II 世号も楽々と通れ、高台にあるグラバー園から眺めた夜景は特に素晴らしく、港湾都市と同時に観光都市である長崎の新らしい名所となることを期待されています。
【主な受賞】
 ●平成12年度土木学会西部支部技術賞
  (岩盤におけるニューマチックケーソン施工補助工法としての先行削孔置換杭の施工)
 ・受賞年月日 平成13年5月21日
 ・社団法人 土木学会 西部支部
 ●平成14年度地盤工学会九州支部技術士賞(団体の部)
  (「急傾斜岩盤に沈設する大型大深度ニューマチックケーソン工法」の開発)
 ・受賞年月日 平成15年4月23日
 ・社団法人 地盤工学会 九州支部
位置図 港内(または港外)からの完成予想図
位置図及び港内(または港外)からの完成予想図
女神大橋全体計画図
女神大橋全体計画図


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