「水の都ひろしま」の再生

広島市の都心部は、中国山地から瀬戸内海に注ぐ6本の太田川水系河川の河口デルタにあります。市街地に占める水面の面積比率が13%もあり、幅が100m以上の河川も多く、瀬戸内海の干満によって水位が変化する感潮河川であることが特徴です。
水辺には、雁木などの歴史的遺構、連続した河岸緑地、約80の橋梁等があり、商店街や観光施設、文化施設等も立地しています。
このように広島は水の都としての歴史と優れた特性をもっており、水辺を生かした街づくりを進め、魅力と賑わいのある都市空間を創出する為、平成15年1月に市民と行政(国、県、市)の協働により策定したのが「水の都ひろしま」構想です。
この構想の目的は
(1)水辺などにおける都市の楽しみ
(2)都市観光の主要な舞台づくり
(3)「水の都ひろしま」にふさわしい個性と魅力ある風景づくり の3点です。
この構想をよりどころにして本格的な取り組みに先立ち、平成15年3月に、市民企業等の気運を高めることを目的とした「水辺のコンサート」を中心にプレイベントを実施し、参加者の多くが水辺の活動や、水辺の環境に満足し、こうした取り組みに高い評価を得ています。このプレイベントを弾みとして水辺に市民や来訪者が集い、楽しめるよう様々な取り組みが現在進められており、都市の活性化につながればと期待されています。