近年、限られた財政規模の中で必要な社会資本整備を進めていくために、ライフサイクルコストを考慮した公共施設整備が求められています。一方、高度成長期に整備された公共施設の施設更新時期を今後、一度に迎えることから、既存構造物の延命化によるコスト縮減を図る技術とともに、維持管理・更新の適切な意志決定も必要となります。
SCOPEでは、港湾空港施設に係るライフサイクルコストの低減、適切な維持管理に関する調査研究を進めてきております。
そこで、本調査研究の一環として、岐阜大学鎌田助教授をお招きして、港湾施設の適切な維持管理において必要不可欠な構造物の定量的な劣化診断技術の現場への適用といった視点からお話しを伺いました。