SCOPE COLUMN
酒のみのための 白血球を巡る話 健康談議
酒飲みの健康法

 私は現在51歳の中年まっただ中の単身赴任の酒飲みおやじです。実家がお灸の治療院のせいもあって、この歳になっても母親(82歳の現役バリバリの療法師です)に「週に2回は酒休肝日を作りなさい」、「動物性の油物は取りなさんな」と口を酸っぱくするほど言われています。
 そんな私でも、30歳代半ばで、「ビワ温圧療法の療法師資格(民間団体資格)」を取得しましたので、独学で4〜5年東洋医学及び自然療法について勉強しました。
 今日は、酒を飲んでも健康を維持できる方法(私が実践している方法)を体の仕組みをご紹介しながら皆さんにお話しいたします。


白血球を巡り良く

 人間の体は、約60兆個の細胞で形成されています。このうち約1兆個の細胞が、主に睡眠中に1日で入れ替わっています。この中で不良細胞が3,000〜5,000個発生しています。(工場の生産ラインに例えれば不良品発生率3〜5×10−7%と人間の体は、実に緻密な製造ラインです)
 健康な人であれば、図に示すように、血液中又は、リンパ液中の白血球(リンパ球、マクロファージ)が食べ尽くしてくれます。しかし血液、リンパ液の巡りの悪い人は、この不良細胞が体内に少しずつ蓄積されてやがてガン細胞に変わっていきます。


 血液、リンパ液の巡りを良くするには、誰にでも次の事を心がければ、タダでできます。

精神面で言えば
(1)仕事や家庭で、物事にくよくよしない。
(2)健康で生かされているのは、皆さんのおかげだと周りの人に心から感謝する。
 これだけで自律神経がかなり安定し、副交感神経も安定し、血液も健康な状態に保たれます。

日常生活で言えば
(1)好きなこと(趣味、運動等)を1日30分以上行う。(α波が出て自律神経が安定します)
(2)お風呂、サウナ、ウォーキング、ジョギング、ゴルフなどで(毎日最低30分)体温を38℃以上に上げることです。
(白血球は体内に異物が侵入すると、これを排除するために異常に増えますが、健康時でも体温を上げている間は、白血球は血液中で健康的に増えてくれます)
 この結果、体内の老廃物や不良細胞をたくさん食べて体外に排出してくれます。(※この目的の為の急激な運動などは、体内に悪玉乳酸を発生させますので、あまり好ましくありません)
(3)動物性の脂、食物をなるべく控える。
 育ち盛りの子供さんは別として、40歳を超えた中年のおやじさんたちは、なるべく魚の脂身を取るのが良いと思われます。米国アインシュタイン医科大学の新谷弘美先生の仮説によると、牛の体温は38.0〜39.5℃、豚の体温は38.5〜40.0℃であり脂身はその温度で最も安定した状態であり人間の体内(36℃)では胃腸でうまく消化できない場合、血液中に血栓として残りやすいとの見解です。(理にかなっていて、うん、なるほどと思いませんか)
 お酒は、ストレス発散の特効薬になりますし、体温も上がって血の巡りもよくなりますので、好きな方は、適量であれば健康維持には欠かせない薬だと思います。
 タバコもよく百害あって一利なしと言われますが、これによる精神安定効果が大きな方は、止めるストレスよりも少量であれば効果が有るのでは無いかと思います。(毎日体温を上げることを心がけて)
 というわけで、私は会社と客先では冷や汗をかき、家では週2回のジョギングと毎日のお風呂に入る前のスクワット(太もも、膝の屈伸運動)で汗をかき、おいしいビールを飲むことに生き甲斐を感じています。
 次回は、健康を保つためには、「日常の食生活」、「腸(小腸、大腸)の養生(冷やさないこと)」、「体内の約5,000種類の酵素の働き」がいかに大事かということを中心にお話したいと思います。


富安 良一
元SCOPE主任研究員、技術士(港湾及び空港)、
CALS/ECエキスパート、ビワ温圧療法師
昭和54年武蔵工業大学土木工学科卒業(51歳)。港湾、漁港分野の建設コンサルタントに従事するかたわら、実家のお灸の治療院(福岡市)の影響で30歳半ばから自然療法に興味を抱き、療法師資格を取得。現在は、某コンサルタント会社で、港湾・空港の設計で全国を飛び回っておられます。



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