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| 平成16年9月1日、防災の日のこの日、国土交通省北陸地方整備局では、大地震を想定した防災訓練を行いました。 今年は、石川県金沢市稚日野町地内を主会場として金沢港、港湾会場、川北町河川会場など県内5カ所において、石川県、金沢市、石川県警察本部、金沢市消防本部など13の機関が参加し、石川県初の合同防災訓練として大々的に行われました。 訓練前日までは、台風の影響もあり、実施が危ぶまれたが、当日は台風一過の晴天に恵まれ、参加者は真剣な表情で訓練にあたっていました。 訓練は、午前9時、金沢港沖を震源とした、マグニチュード7.5、震度6強の地震が発生したとの想定のもと、交通事故の発生や家屋の被害、火災の発生など地震における様々な被害を想定し、各災害想定に関連した機関が参加して訓練を実施。 北陸地方整備局では、北陸地方整備局長を本部長とする「災害対策本部」、地震発生の最寄の事務所となる金沢港湾・空港整備事務所、金沢河川国道事務所、金沢営繕事務所では事務所長を支部長として「災害対策支部」をそれぞれ設置して災害対策にあたりました。 金沢港無量寺埠頭の港湾会場では、「災害対策支部」の設置とともに、金沢港沖でタンカーの接触事故により大量の油が流出したとの想定で、「油流出事故現地対策本部」を設置し、油流出事故状況の確認訓練や、金沢海上保安部所属の巡視艇「わしかぜ」や金沢港湾・空港整備事務所所属の監督測量船「わかな」による流出油回収訓練が行われました。 また、地震発生後の防波堤・岸壁のパトロールにより、防波堤に倒壊の恐れがあるとの報告を受けて、大浜会場にて岸壁内立ち入り禁止措置、岸壁応急復旧訓練を実施し、金沢港湾・空港整備事務所屋上からの監視カメラや防災ヘリコプターによって、無量寺会場に映像が生中継されました。 そのほかにも、ヘリコプターによる人命救助や船による緊急物資輸送訓練、金沢市大野町町内会連合会の協力による、初期消化訓練や炊き出し訓練も行われ、地域住民の方々の防災意識を高めることができました。 初期消火訓練には、地元、大野町小学校の児童も参加し、普段扱ったことのない消火器を金石消防署署員の指導の下、器用に扱い、実際に燃えさかる火を消火。万が一の事態における初期消火の重要性を実感していました。 ヘリコプターによる人命救助の場面では、参加者が埠頭へ出て、間近に訓練の模様を見学することが出来、無事訓練が終了すると、小学生の間からは歓声が上がっていました。 会場では、訓練の合間に大型浚渫兼油回収船「白山」の紹介ビデオの放映やパネル展示も行われ、参加者は石川県も被害にあった1997年の重油流出事故に思いをはせて、迅速な対応の重要さを再確認していました。 今回の訓練では、北陸地方整備局本局と各会場を光ファイバーケーブルでつなぎ、会場の訓練の様子を大型画面に放映、災害時における情報の共用についても万全の体制であることも証明され、今後の災害対策に大きな役割を果たすことになるでしょう。 閉会式では、稚日野会場での国土交通省北陸地方整備局 大村哲夫局長の講評を生中継したあと、国土交通省北陸地方整備局金沢港湾・空港整備事務所 塚田憲次所長の閉会の挨拶をもって訓練は無事終了しました。
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