名古屋港飛島ふ頭南岸壁(−16m)ジャケット据付開始
(名古屋港大水深コンテナターミナル第2報)
名古屋港飛島ふ頭南地区に平成14年11月16日、大水深コンテナターミナル第1バースの現地着工以来1年余りで最初のジャケット据付が行なわれました。ジャケット工法は工場で製作された鋼管トラス構造(ジャケット)を杭で海底に固定する工法で、1930年代メキシコ湾の海底油田開発に伴い、急速施工工法として確立され、以後世界で7000基以上の実績のある工法です。国内では1970年代より民間企業で石油掘削プラットホーム、石油備蓄シーバース等に用いられるようになってきました。1990年代になり国土交通省においても採用され−16mコンテナ岸壁への適用は横浜港に次いで2例目となります。ちなみにジャケットとは洋服の上着として羽織るジャケットにちなんで杭に羽織るという意味合いからジャケットという名称がついたと言われています。
本工法は、その構造から優れた特徴を有しており、特に軽い上部工と少ない杭本数から高い耐震性能を持ち、更にジャケットが工場製作であるため現地施工期間が大幅に短縮できるという大きな利点を有しています。今回据え付けるジャケットは長さ50m幅37.5m高さは10.8m〜17.8mで重量は付属品を含め約700tになります。今年度は1800t吊り起重機船で3基据え付ける予定となっています。また全体の完成は平成17年度の予定です。
据付当日は風も弱く冬場としては珍しい好天に恵まれ飛島小学校の生徒たちをはじめ多くの見学者の見守るなか第1基目のジャケットの据付が無事終了しました。