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徳島飛行場拡張の建設
 

 「ゴオー」海鳴りと共に見るみるうちに海面に渦が巻く。
 この光景は全国的にも知られる鳴門海峡の「渦潮」であり、上方には徳島県と阪神間を結ぶ鳴門海峡大橋がまたがっています。

 徳島飛行場はこの海峡を南下した北緯34°07′・東経134°36′付近に位置し、徳島平野の東端徳島県板野郡松茂町にあります。

徳島飛行場
平成15年2月7日撮影

 この地域は年間を通じて気象状況も良好で徳島市内より車で約20分と比較的近郊にあり、空港としての立地条件及び利便性にめぐまれています。

  本飛行場は昭和32年に防衛庁が現在の松茂町に建設されたもので、その後多岐にわたる変遷を経て今日に至っています。

 この過程において昭和37年に民間航空と海上自衛隊が併用することとなった四国では唯一の共用飛行場であり、昭和62年4月2,000m滑走路として共用開始以来現在に及んでおり、平成15年2月末現在東京路線を中心に福岡・名古屋・札幌(期間限定)を結ぶ空港として多くの人々に利用され、親しまれています。
 
 今日も徳島飛行場では旅客機が鳴門海峡を窓ごしに映しながら着陸し又飛び立っています。その眼下では今、徳島飛行場拡張整備の建設工事が着々と進んでいます。

 この拡張整備事業は徳島飛行場における将来的な旅客需要の増加予想と、東京羽田空港における将来の処理能力の限界に対応した就航機の大型化に対応するためのものです。
 
 海面埋立により現在の滑走路2,000mを500m延長し2,500mとするもので、事業は国土交通省の直轄事業として建設工事が進められています。

 この事業にあわせて徳島県においても徳島空港周辺整備事業として海面の埋立を行い、空港を核とした広域交流拠点の整備、海浜の創造による豊かな海辺空間の創出や広域的な都市環境の改善を目的とした事業の推進が図られています。

 具体的には産業廃棄物処分場・下水処理・流通・交流・人工海浜・その他等の諸施設を新設するもので直轄の拡張整備事業と一体的な建設工事が進められています。

 北側  直轄事業による拡張工事は平成13年9月に現地着工し(作業区域明示の灯浮標設置)平成19年度に2,500m滑走路として供用すべく建設工事が進められています。

 現在外周護岸を建設中ですが、この外周護岸も平成15年度8月頃には一つに連なり、この護岸の全延長について上部工パラペットの天端部1部を残して概成する予定となっています。
 北側(平成14年11月12日撮影)

 なお拡張の建設工事にあたっては、徳島飛行場を供用しながらの施工となるため、作業船など空域制限に抵触する工種は夜間作業(午後9時〜午前6時)となっています。
 
 近い将来徳島飛行場拡張整備に携った関係者の努力と技術の結集により、本飛行場が2,500m滑走路として完成した暁には、徳島県ひいては四国地方の発展と活性化が生まれ、地域間の交流や物流等によって更なる経済効果が期待できると言っても過言ではないでしょう。

 明日への徳島飛行場にかける徳島県民の「夢」と「期待」は大きい。
 
 最後に建設工事で活躍するSCOPE徳島支所に深いご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。
施設の概要
 


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